モーひと言

大好きなモータースポーツについていろいろ書きます。

はじめに

 はじめまして。私はモータースポーツが好きです。

 三度の飯より好きと言ったら多少大げさになりますが、あながち間違いというわけでもありません。モータースポーツのことを考えている時がいちばん幸せと言っても過言ではありません。表現が陳腐なので伝わりにくいと思いますが、ともかくモータースポーツが大好きなのです。

 では、なぜモータースポーツに興味を持ち、モータースポーツを好きになったのでしょう?まずは、それを振り返ってみます。

 私と同世代の男性なら、スーパーカーブームを避けて通ることはほぼ不可能だったと思います。そのスーパーカーブームに大きく関係しているのが、週刊少年ジャンプに連載されていた「サーキットの狼」です。サーキットの狼は主人公の風吹裕矢が公道レースからサーキットへ、そして最後はF1ドライバーになるという物語で、読み進んでいくと「FIグランプリ」というモータースポーツの世界最高峰へ自然とたどり着くのです。それと並行して、現実の世界でもスーパーカーの延長線上に、それよりなお高性能のレース専用のクルマ、つまりレーシングカーとの接点が生まれたのです。ちなみに、私が最初に知ったF1マシンはフェラーリであり、最初に知ったF1ドライバーニキ・ラウダです。

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 そのような経緯でモータースポーツの存在を知ることになりましたが、現在のようにモータースポーツの情報が身近にあるわけでもなく、フェラーリのF1やタイレルの6輪車がカッコいいと思うぐらいに留まっていたのだと思います。

 しばらく時が流れ、あるとき新聞のテレビ欄で「全日本F2選手権」なるものを発見します。当時TBSテレビが週末の午後などに放送していたのです。

 その放送を見てみると走っているマシンはF1と同じようにタイヤがむき出しで、屋根も無くドライバーのヘルメットが見えます。しかも、見た目はどれも同じようで、車名もマーチとかラルトとか同じ名前のマシンが複数走っており、「これ何?」と頭の中にクエスチョンマークだらけになったことを今でも良く憶えています。F2はF1のひとつ下のカテゴリーで、コンストラクターが作ったシャシーを買ってレースに出るのだと知ったのは、もう少し年を重ねて中学生になったころでした。

 F2以外にもグランチャンや、スポーツカーの耐久レース、ツーリングカーレースなどの放送をテレビで見るようになり、モータースポーツの虜になっていったのです。そして、ホンダの第二期F1活動、中嶋悟氏のF1参戦に端を発するF1ブームに繋がり、現在に至ります。
 その間、多くの魅力的なドライバー、カッコいいマシン、そのマシンを構成する様々な技術、そして何より記憶に残る名レース、名バトルが私の心を掴み、モータースポーツから離さないのです。

 これから、そのモータースポーツの思い出、モータースポーツに対して思うことなど、いろいろ書いていきたいと思います。